ニュージーランドにおける警察の役割
- ニュージーランド警察には、国内の生活安全を確保し、すべての人が法律を守るように促す責任があります。
- 警察官は、国内のすべての人を援助し保護するべく訓練を受けています。
- 警察の主要な任務は、犯罪の防止、捜査、解決を行い、犯罪や交通事故を減少させることです。
- 警察は人種を理由とした犯罪の防止に努めています。これについては、憎悪犯罪(Hate Crime)に関する安全情報をご参照ください。
- いつでもお気軽にご相談をお寄せください。
- ニュージーランドの警察官は、通常銃器を携帯していません。ただし、国際空港の警察官や武装犯罪対策隊(Armed Offenders Squad)と呼ばれる特殊部隊員は例外です。
- 通常、ニュージーランドの警察官は制服を着用しています。ただし、刑事など制服を着用しない警察官もいます(私服警官)。私服警官が、職務質問などをする際には、自分の所属する警察署を告げ、身分証明書を提示することになっています。
- 警察は、地域住民団体、民族グループ、政府機関などと協力して、ニュージーランドでの生活、就労、学習の安全を守るために努力しています。
以下のページも併せてご覧ください。 ニュージーランド警察の概要 担当部署 警察官募集
警察の義務
ニュージーランド警察は以下をお約束します。
- 通報に適切に応対します。
- 事件解決に真摯に取組みます。
- 迅速なサービスを提供します。
- 必要に応じて、他の政府機関等をご紹介します。
- 警察活動を正しくご理解いただくため、進捗状況ならびに今後の対応をご説明します。
以下は、警察へ通報する際のお願いです。
- 問題が起きたら、すぐに通報してください。
- できるだけ多くの情報を提供してください。
- さらに何か起きた場合は、それも重ねて連絡してください。
- 警察に何をしてほしいかをはっきりと伝えてください。
- サポートを必要としているかどうかをお知らせください。
警察に対するあなたの権利
警察官による尋問、拘束あるいは逮捕に際して、法律上以下の権利が認められています。
- 即刻警察の立ち会いなしで弁護士と相談し、弁護を依頼する権利
- 供述を拒否する権利
- 尋問、拘束、および逮捕の理由を質問する権利
警察では、被疑者に助言する正規の資格を持ち、昼間、夜間を問わず連絡可能な弁護士の名前と電話番号の一覧表を作成しています。警察に拘束者法的援助弁護士(Police Detention Legal Assistance Lawyers)一覧表の閲覧をお申し出ください。
警察への苦情
警察に不当な扱いを受けた、あるいは公平に扱ってもらえなかった等の苦情があれば、以下の諸機関で正式な苦情の申立をすることができます。
- Independent Police Complaints Authority(独立警察苦情機関/IPCA)、PO Box 25221 Wellington 6146 へ不服申立書を送付、あるいは国内フリーダイヤル0800 503 728または(04) 499 2050へお電話できます。
- どの警察署でも警察に対する苦情を申し立てられます。
- 警察庁長官に申立書を送付できます。宛先: PO Box 3017, Wellington
- オンブズマンに申立書を送付できます。
- お住まいの選挙区の国会議員に相談、あるいは申立書の送付ができます。
- 居住地区の地方警察庁長官に申請書を送付できます。
- ノースランド警察管区 宛先:Private Bag 9016, Whangarei
- ワイテマタ警察管区 宛先:PO Box 331046, Takapuna
- オークランド市警察管区 宛先:Private Bag 92002, Auckland
- カウンティーズ マヌカウ警察管区 宛先:PO Box 76920, Counties Manukau
- ワイカト警察管区 宛先:PO Box 3078, Hamilton
- ベイオブプレンティ警察管区 宛先: PO Box 741, Rotorua
- イースタン警察管区 宛先: PO Box 245, Napier
- セントラル警察管区 宛先: Private Bag 11040, Palmerston North
- ウェリントン警察管区 宛先:PO Box 693, Wellington
- タスマン警察管区 宛先: Private Bag 39, Nelson
- カンタベリー警察管区 宛先: PO Box 2109, Christchurch
- サザン警察管区 宛先: Private Bag 1924, Dunedin.