お金や物を恐喝された時
- お金や物を恐喝されたり脅し取られた場合や、一定の行動を取るように強要された場合は、111番に電話して警察に通報してください。
- だれかに脅迫される、あるいは誘拐されそうになった時は、111番に電話して警察に通報してください。
- 警察はこの種の犯罪を厳重に取り締まっており、高い検挙率を誇っています。
誘拐と脅迫 恐喝
誘拐と脅迫、あるいは誘拐や金銭の恐喝をはかることは、ニュージーランドでは重大な犯罪とされています。 誘拐とはその人の同意なしに人を不法に監禁することです。脅迫とは、人を脅して所有物(お金を含む)を奪う、あるいは被害者が一定の行動を取るように強要することです。 これらはニュージーランドでは重大な犯罪とされ14年以下の懲役となります。 ニュージーランドで警察に被害届のあった誘拐あるいは脅迫/恐喝事件の犯人の70%以上は逮捕され裁判にかけられています。
移民申請に関する不正行為
申請人は自由に移民エージェントあるいは業者を利用できますが、エージェントや業者が移民局に提出する書類の作成責任は申請人にあります。 虚偽のビザや許可証、あるいは他の虚偽の書類を提出することは不正行為であり、警察はこれに厳しく対処しています。 だれかが意図的に移民に関する虚偽の情報やアドバイスを提供し、あなたがそのサービスに対して料金を支払った場合、あなたは警察とニュージーランド移民局(New Zealand Immigration Service)にその旨を通報する義務があります。
詐欺
お金をだまし取られたり、詐欺の被害を防止するためにも、警察では、借り入れや投資の際に知名度の高い信用ある金融機関と取引するよう、呼び掛けています。 クレジットカード、ATMカード、暗証番号は安全な場所に保管しておきましょう。暗証番号は誰にも口外してはいけません。 品物やサービスの対価として小切手で支払を受ける場合には、必ず支払者に身分証明書の提示を求めてください。 個人あるいは金融会社から詐欺の被害を受けていると思う場合は、警察に通報してください。
クレジットカード詐欺についてもっと読む。
憎悪犯罪
ニュージーランド警察、および一般のニュージーランド人は、人種を理由にした犯罪を許しません。この種の犯罪は「憎悪犯罪」とも呼ばれます。警察に通報があった場合、警察は厳しい捜査を行います。 警察は各民族グループの代表や人権擁護委員会(Human Rights Commission)等の機関と密接に協力し、ニュージーランドに居住するすべての民族の権利と自由を守っています。 あなたの家族や他の日本人が人種差別的な理由でいじめられたり、暴力をふるわれたりしているのを目撃したら、必ず警察に通報してください。
- 最寄りの警察署に通報してください
- 人権擁護委員会の「人種差別による嫌がらせについて」をご参照ください